図書室

ここでは、このホームページに登場する賢治さんの作品や、作品の背景について紹介します。

作品全文
  • 早池峰山巓
  • 雪の宿
  • 雨ニモマケズ
あらすじ
  • ひかりの素足
コラム
  • 早池峰信仰の拠点とエリア
  • 作品に登場する鉱物・岩石たち
  • 雪渡りの歌

  • 賢治さんとフォークロア

雪渡りの唄

わらべ一口言っても、さまざまな種類があります。まり、羽根つき、お手玉縄跳びなど、どもたちが遊びながらテンポをとる「遊び唄」。寝かしつけるときの「子守唄」。そしてお正月七夕厄病除けなど風習歌われる「歳時唄」など。
雪渡りカンコ」は、などを歌った自然の唄」。岩手県中心北東北分布しており、地域によって歌詞異なります。
雪渡りカンコ」に限らず広い地域されてきたわらべ数多く遺されていますが、がどのように伝えていったのでしょうか。行商人という一般的ですが、山間集落では、“法印さま”と呼ばれ山伏医療教育貢献していました。関所なども自由通過することができた山伏たちが伝えたものだとするもあります。
テンポよく、言葉遊び取り入れた「雪渡りカンコ」。岩手県内伝わる各地域歌詞比較してみましょう。

雪渡りカンコ」あれこれ

堅雪かんこ、凍み雪しんこ、しもどのコァ、ホーイホイ(九戸村伊保内

堅雪かんこ、凍み雪しんこ、こんこんのさ、小豆ばっとはねた、
小豆凍み凍み凍み通ってコころころ、小豆そろそろ(西和賀町

芽々珍しコはずかし、堅雪こんこん、こんこんのおさ、
小豆鳩とまって、コころころ、小豆そろそろ(花巻市湯口

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