うるしとわたしたちのくらし 〜受け継がれてきた九千年の歴史と文化〜

漆掻きの仕事の流れ

漆の木に傷をつけると、木はその傷を治そうとして、傷の部分に木の中を流れている樹液(じゅえき)を集めます。
人間や動物がケガをしたときに、からだは傷を治すためにいろいろな働きをしますが、そのことと同じようなことです。

傷をなおそうと集まってきた樹液を、ヘラを使ってかき集めるのが漆掻き職人さんのお仕事です。

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漆掻き職人さんは、一年間に400本もの木を一人で見て回りながら漆を集めます。

自然の木を相手に仕事をする漆掻き職人さんは、季節に合わせて、木の具合を見ながら、 一年を通じてたくさんの仕事を行っています。