うるしとわたしたちのくらし 〜受け継がれてきた九千年の歴史と文化〜

木地師の仕事の概要

木地師(きじし)さんのお仕事

漆のお椀やお皿は木でできています。漆を塗る前の、お椀やお皿の形にしたものを木地(きじ)といいます。 そして、漆を塗る職人さんのために、木地を作るのが木地師さんのお仕事です。

photo 木地師さんは漆を塗る職人さんがつくりたいと思っているできあがりの形に合わせて、 木工ロクロという専用の道具を使って木を削るのが主な仕事です。
しかも、何十も、時には何百も同じ大きさや厚さに仕上げなければなりません。 とても細かく正確な仕事をほとんど手作業で行っています。


photo また、木を削るだけではなく、木を選んだり、木を乾燥させたりするのも木地師さんのお仕事です。 木を乾燥させるために何ヶ月も、時には何年も時間を必要とします。


photo 自然が育てた『木』という素材を、私たちが使うための『道具』に変える最初の仕事をするのが木地師さんの仕事です。