うるしとわたしたちのくらし 〜受け継がれてきた九千年の歴史と文化〜

漆掻き職人の道具(1)

漆掻き職人さんのお仕事は、 木の皮を剥(は)ぎ、傷をつけ、そして、漆の樹液(じゅえき)を集めることです。

同じ傷を付ける仕事でも、辺掻き、裏目掻き、止め掻きや、枝掻き、根漆は、それぞれ、傷の長さや深さが異なります。

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photo 一本の木からよい漆をたくさん出して、残したりこぼしたりしないようにするためには、道具のつくりかたや手入れも重要です。

職人さんは、一人一人、自分に合った道具を持ち、大切に使いながら、漆をとる仕事を行っているのです。