神楽の歴史

神楽 分類と特色

太神楽

伊勢太神楽代表される獅子神楽系統です。伊勢神宮参拝できないのために、代役務め神楽奉納し、時代下る各地巡って伊勢神宮のお配って歩いたようです。こうした歴史背景から、太(大)神楽の「ダイ」には、代参り代垢離などの含んだものというもあります。
演目には、獅子舞放下芸呼ばれ曲芸があり、伊勢地方から行われていた放下芸獅子舞余興として取り入れたと考えられています。
巡って歩くうちに、獅子舞面白さ魅かれたその土地教え請い、それを土地氏神奉納するといったもあったようです。放下芸代わりに、漫才狂言組み合わせるなど、その地方によって特色見られます。

代表的な太神楽の紹介
伊勢太(大)神楽  三重県桑名市 (国指定重要無形民俗文化財

伊勢大(太)神楽
※撮影 出水伯明

伊勢神宮参拝できない代わり神楽奉納する神事として、伊勢大神楽講社によって受け継がれています。西日本中心全国巡り軽業などを含む放下芸曲芸)を取り入れ娯楽性高い演目構成特徴です。演目は、悪魔祓い清め神事としての意味持つ」と、としての「」に分かれており、美しく工夫された獅子舞曲芸行う獅子芸態など、観衆意識した外形にその成り立ち歴史感じさせます。
放下芸系伝える演目や、いわゆるプロフェッショナルとしての神楽遺す貴重神楽です。

※「太神楽」の表記は、本田安治書籍沿ったものです。