皆さんからのメッセージ

神楽衆の皆さんに聞きました

佐々木 照雄ささき てるお さん (昭和36年生) 舞手
“もうちょっと”を問い続けている。

佐々木 照雄さん

小さいから、当時長老格だった鶴吉さんに、「お前女舞だ」と言われ育ちました。神楽衆長老は、その持ち味がわかるんでしょうね。でも、鳥舞難しくてねぇ。やっと見られる舞えるようになったのは、30入ってからだと思います。自分客観的見られるようになってきましたが、無意識悪い出てしまうこともいまだにあります。例えば練習不足なんかも本番出てしまうんですよ。

は、若いたちを指導しながら、「もうちょっとこうすれば、ああすれば」と思うことも。もしかしたら、いまだに“もうちょっと”なのは私自身なのかもしれませんが。神楽伝承は、伝えるたちも、受け継ぐ若い世代も、必死向き合うからこそ、練習には厳しさ緊張感生まれます。楽しいだけではないんです。でも、若い神楽衆積極的参加し、どんどんうまくなっています。神楽好きなのか、あるいはこの仲間過ごす時間好きなのか―。どちらかはわかりませんが、いい環境なんだなぁと思います。

自分にとって神楽とはか。言葉にするのは難しい

自分にとって神楽とはか。なんでしょうね。考えてみても、言葉にするのは難しい神楽本格的始めたは、練習機会少なかったんです。師匠追いつけ追い越せという気持ちでビデオを撮りながらまねして覚えていきました。大変でしたよ。でも、やめようと思ったことはないんです。
生活には、いつも神楽があった。意識することはないんです。当たり前存在しているものだから。なんと表現すればいいのかわからない。それほど神楽は、生活一部になっているんだと思います。

地域支えがあってこそ。

佐々木 照雄さん

集落のほとんどの農家でもあります。自分もそうですが、農作業担い手として、でも重要役目があります。普段会社勤めをしていますから、農作業休みということになるわけですが、ここに神楽公演入ってきます。年間に35超える公演ですから、休み多く公演になってしまうわけですね。だから、どの神楽衆奥さんやじっちゃんばっちゃんがその代わりをすることになります。
ですから、神楽をやる自分たちよりも本当意味神楽支えているのは地域皆さんで、そういう方々がいてくれてこその八木巻神楽なんだと思います。支えてくれる皆さんに、感謝しなければなりませんね。