神楽とくらし

復興に賭けた先人達 デジタル紙芝居

時代をつないでいった多く先人たちの史実基づき昭和復興から今日にいたるまでの八木巻神楽歩んだ物語にしました。人々祈り、そして神楽込めた想いを、デジタル紙芝居でお届けします。

1 八木巻神楽復興へ 人々の想い

昭和。ぽっかりと浮いているような天空八木巻小さな集落一つにしていたのは、ずっとから権現様でした。人々権現様合わせ祈り届けてきたのです。

年寄りたちは、かつてこの集落盛んだった神楽思い出語り、またのようにできはしないものかと、ともなく話すようになっていました。そして、旭ノ又集落から神楽教えてもらうことになりました。年寄りたちは、八雲神社別当一太にも気合をかけます。

2 一太の決意、そして、山を越えて旭ノ又へ

一太は、権現様静か向き合い神楽二度絶やさぬことを誓います。やがて、若者たちが旭ノ又集落神楽習い行くことになりました。

拍子取りながら、教えられたことを繰り返す二人若者旭ノ又からの帰り道月明かり優しく照らします。
一太息子幸吉少年も、におぶわれながら、神楽練習行くのでした。

3 神が遣わした定八・金華山の奇跡

次第本格的取り組むようになった八木巻若者たち。でも、なかなか思うようにはいきません。そんな旭ノ又神楽衆一人大工定八八木巻近い建築現場仕事でやって来ます定八は、しばらくの神楽をじっくりと教えてくれることになりました。

過ぎ遠方から招かれるほどに盛んになった八木巻神楽金華山へと向かう八木巻神楽衆は、荒れた揉まれで、太鼓叩き始めます。すると、のように静まり・・・。

4 時代をつないでいった神楽衆

第二次世界大戦始まり一太息子幸吉徴兵戦地赴きます。無事八木巻戻った幸吉は、子ども負われ歩いた旭ノ又への山道植えました。集落暮らす人々笑顔取り戻すようにと祈り込めて

昭和35幸吉男の子授かります。「この神楽してるな」と祖父一太喜びました。この小さな集落に、近くして、もう二人男の子生まれ、やがて三人昭和から平成へと、神楽をつないでいきました。

5 「きっとだよ、いつまでも・・・」

ある一人若い神楽衆言わずにいなくなってしまいました。「がいなぐなっても、神楽続げでけろ・・・」そんな言葉遺して、青年はまばゆい放ちながら、その一生全うしました。集落からへと立ち昇る蒼く白い、それは、女神帰る人々最後道しるべなのかもしれません。

襲う不幸不安合わせることができれば輝き取り戻すことができるのです。八木巻神楽が、その人々安らぎ笑顔取り戻したように。