賢治さんの一生と銀河の森

賢治さん―。
詩人童話作家であり、学者でもあった宮沢賢治は、どんな生涯過ごしたのでしょうか。
ここでは、賢治さんの生涯での出来事作品などを年譜でたどります。
当時銀河様子併せてごください。

年月日年齢 出来事
明治29(1896)827 政次郎イチの長男として、稗貫郡里川口村川口町 花巻市豊沢町)に生まれ
明治31(1898)115【2 トシ生まれ
明治35(1902)【6 里川口村にあった稗貫郡役所花巻町城内新築移転
明治35(1902)9 赤痢病み隔離病舎入る
明治37(1904)41【8 清六生まれ
明治42(1909)4【13 盛岡中学校入学大正33卒業
この鉱物採集熱中し、「ッコ賢治」と呼ばれ
明治43(1910)6【14 岩手山登山
明治44(1911)【15 短歌創作開始する
大正4(1915)4【19 盛岡高等農林学校入学
大正6(1917)【21 保阪嘉内らとともに同人誌「アザリア」を創刊
大正7(1918)3【22 盛岡高等農林学校卒業
大正7(1918)4 盛岡高等農林学校研究生となる。稗貫郡役所郡長盛岡高等農林学校関豊太郎博士稗貫郡土性調査依頼当時研究生賢治従事することになる
大正7(1918)519 稗貫郡土性調査のため大迫町石川旅館泊まる
本日渡し…」宮沢政次郎ハガキ
「このにはにと…」保阪嘉内手紙
大正7(1918)6 肋膜炎のため静養
大正7(1918)7下旬〜8上旬 小泉多三郎助教授豊沢川葛丸川岳川稗貫川踏査
大正7(1918)8 処女作童話蜘蛛となめくぢと」「双子」を家族朗読
大正7(1918)921〜26 土性調査のため石川旅館泊まる
拝啓今夕無事表記投宿宮沢政次郎ハガキ
短歌折壁」を創作
大正7(1918)927 土性調査完了保阪嘉内手紙報告
大正7(1918)1115 土性調査打ち合わせのため関博士大迫会う
文語詩宿」の催されたか
大正8(1919)3【23 花巻帰省し、家業従事
大正8(1919) 稗貫郡土性調査報告書執筆中
大正9(1920)5【24 盛岡高等農林地質学部研究科終業
大正9(1920)726 関博士退職
大正9(1920)826 大迫関博士らの「土性調査慰労宴」を開催
をまむしろに]で詠まれている
大正9(1920)94 大迫付近のたばこ関博士歩いたことを保阪嘉内書く
大正10(1921)9【25 月夜のでんしんばしら」「鹿踊りのはじまり」「どんぐりと山猫」を書く
大正10(1921)11 狼森笊森盗森」「注文多い料理店」を書く
大正10(1921)12 童話雪渡り」を発表
大正10(1921)123 稗貫農学校教諭になる
大正11(1922)【26 修羅収録詩篇制作始め
大正11(1922)915 岩手県稗貫郡地質土性調査報告書発行
大正11(1922)1127 トシ死去
永訣」を始めとする「無声慟哭詩群誕生につながっていく
大正12(1923)219【27 大迫小学校関博士の「土性調査報告会」を開催
賢治同行する花月亭宴会
大正12(1923)220 菅原隆太郎大迫小学校長)の日記には「関博士同行された宮沢さんが見えた。慕っているだ。是非授業参観したいといわれた」と記されている
大正12(1923)4 稗貫農学校県立花巻農学校になる
大正13(1924)2【28 生徒に「風野又三郎」の原稿筆写依頼
大正13(1924)420 心象スケッチ『修羅刊行
大正13(1924)54 山火」を創作
大正13(1924)817 早池峰山巓」、いっぱいのぞらに」を創作
大正13(1924)121 イーハトヴ童話集注文多い料理店刊行
大正13(1924)12 銀河鉄道初稿成立
大正14(1925)810〜11【29 早池峰山登山出発
にて」
河原坊山脚黎明)」
晨明する童話風構想」などを創作
大正15昭和(1926)31【30 童話事務所発表
大正15(1926)3 花巻農学校依願退職
大正15(1926)4 花巻町下根子桜独り暮らし始め
大正15(1926)71 稗貫郡役所閉所
大正15(1926)8 羅須地人協会設立
昭和3(1928)8【32 発熱病臥両側肺浸潤診断される
昭和3(1928)12 急性肺炎
昭和5(1930)4【34 東北砕石工場主鈴木東蔵来訪
昭和5(1930)春 体調回復し、園芸始め
昭和6(1931)1【35 東北砕石工場技師ず」の辞令送付される
昭和6(1931)7 児童文学」に「北守将軍三人兄弟医者」を発表
昭和6(1931)8 又三郎」の執筆進む
昭和6(1931)113 手帳に「ニモマケズ」を書き留め
昭和7(1932)3【36 児童文学」に「グスコーブドリの伝記」を発表
昭和8(1933)920【37 病状悪化
昭和8(1933)921 に『國譯妙法蓮華経』を千部印刷して知己友人にわけて下さい遺言。37死去
昭和9(1934)6 國譯妙法蓮華経』が配られる
昭和9(1934)10 宮澤賢治全集』(文圃堂刊行始ま
昭和11(1936)1123 花巻市下根子桜羅須地人協会跡地全国初賢治詩碑建立される